― 金利・借入額・返済期間の考え方と、リノベ費用の扱い方を解説
「中古住宅を買って、自分好みにリノベーションしたい」
そんな理想の暮らしを思い描いたとき、気になるのが“お金”のこと。特に、住宅ローンとリノベ費用をどう組み合わせるかは、多くの方が悩むポイントです。
この記事では、中古住宅+リノベーションを前提とした住宅ローンの基本から、賢い借り方、注意点までをわかりやすく解説します。
中古住宅+リノベでも住宅ローンは使える?
中古住宅購入にも住宅ローンは利用可能
「住宅ローンは新築だけのもの」と思われがちですが、実は中古住宅の購入にも住宅ローンは利用できます。
銀行や住宅金融支援機構(フラット35)など、多くの金融機関が中古住宅向けのローン商品を用意しています。
ただし、注意したいのは「住宅ローンでリノベ費用も一緒に借りられるかどうか」です。
リノベ費用は住宅ローンに含められる?
リノベーション費用を住宅ローンに含めるには、以下の2つの方法があります。
① 一体型ローン(リフォーム一体型住宅ローン)
住宅の購入費用とリノベーション費用をまとめて借りられるローンです。
金利は住宅ローンと同じ水準で、リフォームローンよりも低金利で借りられるのが大きなメリット。
ただし、以下のような条件があります:
- 物件購入とリノベを同時に行うこと
- リノベ内容の見積書や工事請負契約書の提出が必要
- 金融機関によっては、提携リフォーム会社の利用が条件になることも
② 別々に借りる(住宅ローン+リフォームローン)
住宅購入は住宅ローン、リノベ費用は別途リフォームローンで借りる方法です。
一体型ローンが使えない場合や、すでに物件を購入済みの場合に選ばれることが多いです。
ただし、リフォームローンは金利が高めで、返済期間も短いため、月々の返済負担が大きくなる点に注意が必要です。
住宅ローンを組む前に考えるべき3つのポイント
① 借りられる額ではなく「返せる額」で考える
金融機関が提示する「借入可能額」は、あくまで“最大限借りられる金額”です。
大切なのは、自分のライフプランに合った返済可能額を見極めること。
たとえば、子どもの教育費や老後資金、趣味や旅行など、将来の支出も見据えて、無理のない返済計画を立てることが重要です。
② 金利タイプの違いを理解する
住宅ローンには主に以下の3つの金利タイプがあります:
- 固定金利型:返済期間中ずっと金利が変わらない。将来の計画が立てやすい。
- 変動金利型:半年ごとに金利が見直される。金利が低いが、将来上がるリスクも。
- 固定期間選択型:一定期間は固定金利、その後は変動に切り替わるタイプ。
中古+リノベの場合、長期的な返済計画を立てやすい固定金利型(例:フラット35)を選ぶ方も多いです。
③ 諸費用も忘れずに計算する
住宅購入には、物件価格やリノベ費用以外にも、以下のような諸費用がかかります:
- 登記費用
- 仲介手数料
- 火災保険料
- ローン手数料
- リノベに伴う仮住まい費用や引っ越し費用
これらを含めた総予算を把握し、「物件価格+リノベ費用+諸費用」=総予算として考えることが大切です。
中古リノベ住宅で住宅ローンを組むときの注意点
物件の築年数や状態が審査に影響することも
中古住宅の場合、築年数や建物の構造によっては、住宅ローンの審査が厳しくなることがあります。
特に注意したいのが以下のポイント:
- 耐震基準を満たしているか(1981年6月以降の新耐震基準が目安)
- 再建築不可物件ではないか
- 建物の劣化が激しくないか
リノベ前提であっても、金融機関は「担保価値」を重視するため、物件選びの段階からローンの通りやすさを意識することが重要です。
リノベ会社との連携がスムーズな金融機関を選ぶ
リノベ費用を住宅ローンに組み込むには、リノベ会社との連携がスムーズな金融機関を選ぶことがカギです。
提携ローンがある会社なら、見積もりや契約の流れもスムーズで、審査も通りやすくなります。
まとめ:住宅ローンは“住まいと人生”をつなぐ大切なツール
中古住宅+リノベーションは、コストを抑えながら自分らしい暮らしを実現できる、非常に魅力的な選択肢です。
しかし、住宅ローンの組み方を間違えると、せっかくの理想の住まいが家計の負担になってしまうことも。
だからこそ、「借りられる額」ではなく「返せる額」で考えること、
そしてリノベ費用を含めた総予算をしっかり設計することが大切です。
このブログでは、今後も中古リノベ住宅に関するお金の話や、住まい選びのヒントを発信していきます。
理想の暮らしを、無理なく、賢く手に入れるために。ぜひ次回もチェックしてみてくださいね!